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女子ロンドン五輪予選とブラジルW杯三次予選 見なきゃいけない試合が多過ぎる; [soccer]

【女子ロンドン五輪予選 第1戦】日本3-0タイ

結果的に後半3得点して勝ったけど、前半がメタメタだったw
特に右サイドで先発した高瀬が酷かった。起点になれないだけならまだマシで、自らミスを連発して相手に渡すだけでなく、プレスも全くかけられない、仕掛けられない、と言うとんでもない悪循環を巻き起こしてた。
それに引きずられる様に、ボランチ2枚もミスを連発して、ミスパスも多々あった。
さらに、タイのプレスはそんなにきつくなかったのに、殆ど全てのパスが横パスかバックパスで、縦パスが入らず。こんなんじゃリズムも出るハズもなく・・・。
結果0-0で折り返し、佐々木監督が後述した様に「使いたくなかった」ハズの宮間を後半開始と同時に投入。
見違える様にパスが回りだし、先制点も奪えたし、右サイドに大野選手が投入されてからはさらに攻めが加速していた。
前半はミスが目立ったボランチの田中選手も積極的に攻めあがる様になって2点目を決めたしね。
いづれにせよ、中盤4人を全員控えでスタートしたけど、それだとどうしようもないと言う事が露呈した試合だった。もうちょっと控え組みも発奮して欲しかったんだけどなぁ。


【ブラジルW杯三次予選 第1戦】日本1-0北朝鮮

苦しんで苦しんで、ロスタイムに漸くショートコーナーから吉田のヘッドで得点して勝った試合。
とりあえず思惑通りの試合はそれなりにできてた。でも、予想以上に北朝鮮がしっかりとした守備組織を作っていて、このブロックが中々崩れなかった。徐々に小さいスペースでも巧く利用できる様になってシュートシーンも増えてきたけど、そこから北朝鮮のキーパーが超ファインプレイ連発したり、DFが執念のブロックを見せたりで、どうしても得点できなかった。
まあ、こういう相手には早目に1点取れないと苦戦するよね、と言う典型的な試合だった。
幸いだったのは、この日の主審がかなり日本寄りの判定をしてくれた事。
最後の得点に繋がったコーナーも、北朝鮮の選手には当ってないw
日本の選手がヘッドしたか体に当てたか、シュートしたか、良く分からないけど、兎に角最後に日本の選手に当って外に出た。のに、日本のコーナー判定。ドモアリガトウw
遠藤への危険なスライディングで一発レッドになったシーンも、確かにレッド妥当ではあるけど、今までのアジアの審判だとカードが出ない所か、笛吹かない場合もあったりするからね。まあ、ラッキーだよね。終盤のパワープレイ要因として投入したであろう長身FWの選手が退場になって、チョン・テセも交代で下がってたから、日本が高さで圧倒できたからこその最終盤のゴールだったと思うし。

ちょっと残念だったのは、こういう相手だと柏木の良さがあんまり出ないかな、って所か。
必死で動き回ってパスを引き出そうとしてたけど、あまりスペースがなくて、柏木が受けた所をプレスされて苦しんでた。次第に試合から消えて行っちゃったかなぁ、と。
多分、この相手ならボランチラインに3人ならんで、誰か1人が前に飛び出していく形の方が機能した気がする。柏木一人が北朝鮮選手のブロック内で四苦八苦してた印象。
で、柏木が下がって清武が右に入って、岡崎が左に移動、香川がトップ下ってなってからの方が機能してた。
香川は少ないスペースでも打開できる選手だし、何せ右サイドの清武とのコンビが良い。清武も思い切った仕掛けをして相手を引き付けてたし、それによって内田の攻め上がりも促してた。こういう相手にはこの布陣の方が良さそう。
岡崎はドイツで先発してない影響か、ボールを展開するシーンで組み立てに加わりきれてなかった。内田の攻め上がりも促せなかったし、サイドに開くのか、中に切り込むのか、中途半端なプレイが多かったなぁ。後半左サイドに入ってからは中に入ってヘディングするシーンとかもあったけど。
後は、J3 Plusのコラム(http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/blog-entry-2651.html)で指摘されてたけど、サイドのセンタリングが悪すぎw
殆どフリーな状態で上げられたのに、誰にも合わない。
確かに真ん中で競り合うのが李だけだったシーンが多かったけど、グラウンダーで出してみるとか、アーリーで出してみるとか、そういった工夫があまり見られなかったし、折角センタリング上げても誰もいない所にばかり出てた。
ハーフナー・マイクが入ってからはターゲットができて、そこ目掛けてセンタリングできてたし、そのこぼれを誰かが詰める事もできてたけどね。

ともあれ初戦での勝ち点3は物凄く大きい。
まだ時間もあるし、これから反省点を修正して、勝ち抜いて行って欲しい。


【女子ロンドン五輪予選 第2戦】日本2-1韓国

試合開始から終始日本ペースで、韓国は後手後手に回ってた。そんな序盤に宮間のコーナーキックを2列目から飛び込んだ坂口が合わせて先制。こりゃ何点取るんだ?とか思ったけど、やっぱり甘かったw
その後は日本にミスが頻発して、岩清水のミス(熊谷が滑ったから熊谷のミスって書いてる所も多いけどね)から、最も警戒しなきゃいけないチ・ソヨンに決められて同点。
このシーンでは確かに熊谷が足を滑らせて、相手に奪われてしまっているけど、あれは熊谷のミスとは言い切れないと思う。岩清水のパスの選択と、パスの強度が悪過ぎ。
あのシーンでは韓国がハイプレス気味に来ていたけど、横パス以外にも選択肢はあった。前で坂口が受けに来てたし。にもかかわらず熊谷への横パスを選択。そこまではまだ良い。そこからワンツーで食いつかせて大きく展開しても良いし、熊谷がターンして前を向いても良い。でも、いかんせんパスが弱過ぎ。第1戦出て無かったからなのか、芝が深く、ボールの勢いが落ちやすいのを読み違えてたっぽい。そのせいでパスが短くなって、慌ててパスを取りに前へ出ようとした熊谷が滑った。まあ、熊谷が滑らなければそこまで問題にならなかっただろうけど、そもそも前に出ないと受けられない様な弱いパスを最終ラインでプレス受けながら出すっていう選択自体が誤りだと思うよ。
その後の対応で熊谷もちょっとな、って感じではあったけどね。
韓国が一旦後ろに戻した時に、その選手に熊谷が追いついてプレスかけてたけど、あそこはファールで良いから止めるべきだった気がするんだけどなぁ。ちょっと緩く寄せただけでアッサリパスを展開されちゃってたし。
で、結果、近賀がチ・ソヨンに対応した時には右サイド(韓国の左サイド)にもう一人いたので、強く当たりに行けず、そのままシュート打たれて同点、と。
まあ近賀も、もうちょっと何とかできなかったかな、と思わなくもないけど、一人で二人見なきゃいけない状況だったからちょっと可哀想かな。あれは韓国のカウンター時の鋭さと、キ・ソヨンのシュートの見事さを称えるべき。

で、同点で落ち着いたのかそれ以後は、ほぼ韓国ペースだった。

ただ、前半ロスタイムに澤が思い切った上がりからサイドを抉って、マイナスに出し、受けた川澄が粘って粘って流したボールを大野がシュート。巧く相手DFの股下を抜けてゴール。これが大きかったね。
結果的にこのゴールが決勝点となって、やっとの思いで勝った、と言う。

後半は持ち直せるかな、とも思ったけど、ずーっと韓国ペース。日本は耐えるだけだった。ほぼ何もできない。後半はシュート0だそうです;

まあ割り切って、後半は守りに入ったのでこれでも良いのかもしれないけど、見ている方はちょっと不満の残る内容だった。

特に中盤を総入れ替えし、W杯優勝メンバーでスタートしたにも関わらず、ほぼ繋げなかったのが悲しかった。
さらに、坂口がミス連発。ビルドアップの途中でミスするから、徐々にそこにボールを収められなくなって、DFラインからのロングボールが多くなり、それが韓国に渡ってしまい・・・と言う悪循環から抜けられなくなってた。

さらに、これは前の試合からもそうだったんだけど、疲れからか、殆どのパスが足下へ、止まってる選手へ出すパスだった。受ける方も積極的にパスを迎えに行くでもなく、ただ立ち止まってパスを待つと言う。その状態での緩い横パスが最も危険なんだけど、そういう危ないシーンが何度もあった。失点シーンでもそう言った横パスの強度をミスったのがそもそもの始まりだしね。
唯一勝ち越しゴールシーン位ではなかろうか?動いてパスを受けながら展開して、溜めて流してシュートみたいなのは。もうちょっとそういうシーンが増えて来ないと、これからフィジカル重視のオーストラリアとは厳しいかも・・・。

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