Jリーグ第27節 神降臨

鹿島2-0横浜FM

試合後のスカパーのインタビューでは横浜の木村監督が

「ワールドカップでも笛を吹く様な審判が何であんな判定をするのか。正直悔しい」

と言っていたけど、どのメディアでもその部分は取り上げられてなかった。

確かに上記発言の後に

「まあ愚痴りましたが、正直今日は完敗です」

と仰ってました。

ちなみにその日のJリーグアフターゲームショウはMCが野々村さんで、鹿島サッカースタジアムと中継を繋ぎ、本山にインタビューしてた。

で、本山にPKになったシーンを「驚いたでしょ？」と尋ね、本山も「ビックリしましたｗ」と言ってた。

だが、すかさず「まあ、判定は判定ですから、審判からはPKに見えたのかもしれませんし、選手としては従うだけですけど」と、しっかりフォローしてた。

野々村さんも「本山はフォローしてましたが、まあ、確かにその通りでしょうね」とニヤリとしてた。

正直、前半ペナで新井場が倒されたとして貰ったPKは誤審。明らかにPKじゃなかった。

その後も木村監督が言う様に、若干鹿島寄りの判定が目立った気もする。この日の西村主審の判定はちょっと良くなかったね。

結局このPKは小笠原が蹴って、止められるんだけど。

野々村さんは「これは小笠原はワザと真ん中に蹴って『外れてもいいや』って思ってたんじゃないか」と仰ってた。

そんな事あるのかな。

個人的には

「うわぁ、何コレ。超ラッキーじゃん」

と思ったけどもｗ

まあ、「ラッキー」とは思ってたかもしれないけど「外れてもいい」とは思ってないと思うけどねぇ。

ただ、そう言うPKだったから、本山も言ってたけど「外しても影響は無かった。元々無かったものとして全員考えてた」と言ってた。

んで、試合内容だけど。

この日は本山が素晴らしすぎた。

故障で出遅れてたけど、やっぱり本山必要だよ。

前はフェリペ先発→後半途中で本山ってやってたのに、最近は本山の出番が殆ど無かったからねぇ。

この日のボールの流れを見るまでもなく、やっぱり本山がスタートから居なきゃダメだと思う。
んで、終盤に疲労度を考えて本山か野沢に替えてフェリペを入れれば良いんじゃない。

1点目の興梠も見事だったけど、2点目の本山が完璧過ぎて。

小笠原がルックアップするタイミングで受ける体勢を取ってて、ボールが出た瞬間に後ろの興梠にアイコンタクトと同時にスペースを確認。横浜DFが本山にプレスかけようと詰めた所をダイレクト・ヒールでスペースへ、興梠が追いつける絶妙の場所に流す。
横浜DF栗原選手（日本代表）をぶっちぎって、興梠がボールに追いつき、寄せきられる前にシュート。GKの脇下を抜け逆サイドネットに突き刺さる。
一連の攻撃の中で、横浜DFの枚数は十二分に足りてた。のに、本山と興梠の2人でゴールを奪った。完璧です。
その後もゴール前を見てたのに左前方で動き出した興梠に併せて絶妙のスルー。惜しくもハットトリックはならなかったけど。

この日の本山は全身全霊でサッカーを楽しんでるのが画面を通しても伝わって来た。

やっぱこの選手好きだなぁｗ

守備陣も集中し、この日は中盤の枚数も多い故か、前線からプレスがバッチリ効いていて、平均シュート数が15本近くある横浜をシュート7本に押さえ込んだ。
CKは多かったけど、ゴール前でキッチリ弾き返せてたし、危ないシーンは山瀬に持ち込まれて1対1っぽくなったシーンだけじゃなかったか。

この日は選手達の集中力の高さも見てて分かったし、「絶対に勝ち点３を取る」と言う意思が見える様だった。

前日に名古屋が勝ってたのも大きかったかもね。

ま、1位との勝ち点差は詰まらなかったけど、無失点で終えた事で得失点差を+2出来たのは、ガンバと同勝ち点差で並んでる事を考えても大きい気がする。

久しぶりに遠藤も出た。元気良さそうだったし、惜しいシュートもあった。彼にも頑張って欲しいｗ

大迫は終盤カウンターで1対1になったのに、シュートを溜めてる間に戻って来たDFにクリアされちゃった。
あそこはなぁ。DFが戻って来るのを想定して切り返すか、もうちょっと思い切りよく打って欲しかった気も。
もうちょっと精進してください。

さ、これで次節以降また面白くなったね。
是非とも名古屋との直接対決までに勝ち点差を詰めてもらいたいよ。

ここから逆転優勝で4連覇だ！

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