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女子W杯総括 [soccer]

なでしこW杯優勝で色々ゴタゴタしてる内にこんなに時間が経ってしまったw
本当はサラッと書くつもりが、長くなっちゃったので、Jリーグ5節については別エントリーで書く事にする。

女子代表に関するエントリーはドイツ戦前日以降書いてなかったけど、試合は見てた。とりあえずそれぞれの試合で感じた事や各選手の印象など、今回のW杯での総括を書いてみようと思う。

【ドイツ戦】

延長後半3分の丸山のゴールで初めてドイツに勝ったこの試合。岩渕の落としを澤がダイレクトで浮き球スルーを通し、丸山も巧くバウンドを合わせながらダイレクトでキーパーの脇を抜いてファーにゴール。得点に至る全部のプレイが高難度だったし、良く点に繋げられたよな、と言う好プレイだった。
ただ、全体的に見れば終始ドイツペースで、めちゃくちゃ押される展開。正直この得点が入るまでは、これまで通りGKの海堀が物凄く不安定で、危ないシーンが何度もあった。なのに、得点が入った後は、さらにパワープレイに出て圧倒的に攻めてくるドイツに対し、安定した守備をしだすから面白い。開き直れたのかどうか分からないけど、この試合の延長後半は海堀がまるで別人の様な安定感で守っていた。ここで乗れたのが後々良かったよな、と今だから思うんだけどw
それと、この試合でハッキリしたのは、ニュージーランド戦で好プレイ連発し、まるで別次元の選手の様だった岩渕だけど、ドイツにはシッカリ対応されてしまって何もできなかった。ボールをワンタッチで自分より遠い所に置いて、巧く入れ替わって抜いて行くプレイが岩渕の特徴みたいなんだけど、ドイツの選手は岩渕がワンタッチでボールを体から離した瞬間に自分の体を当てて岩渕の自由を奪っていた。これで彼女の良さは全部消えちゃった感じ。ワンタッチで落としたり、繋いだりってプレイをしようともしてたけど、若干落としが弱い場面も目立ってそこを奪われてピンチになったり。こういう相手には通用しないんだなぁ、と。


【スウェーデン戦】

この試合の序盤はやたら選手が硬かった。パスミスも多かったし、今までの自信溢れるパス回しじゃなく、安全なパス安全なパスが多かった様に思う。その流れから澤が横パスを奪われて先制点を与えてしまうという大失態。このレベルの準決勝でミスから先制点を与えるのは最悪過ぎる。このまま大敗もあり得るかなと見てたけど、宮間(鮫島?)のアーリークロスから初先発の川澄が何とか当てて、うまい具合に転がって同点。これが大きかった。この同点弾で日本の動きから硬さが取れた気がする。で、プレスも嵌っていたし、ペースは日本に移って、やりたいサッカーができてた。で、CKだっけ?(記憶曖昧w)左からのセンタリングに安藤が併せに行くも潰れて、こぼれたボールに澤が頭で合わせて勝ち越し。その後、ロングボールに安藤が抜け出しかけ、キーパーがクリアしたボールが川澄に渡って、ロングループ。見事に絶妙の位置に入って3点目。このシュートはマグレだと思うけど、あれだけ上からゴール右上隅に入るループなら、GKが前に出て無くても入る気がするw
前の試合でドイツと戦ってるのを見たからか、どうもこの試合のスウェーデンにあまり脅威は感じなかった。攻め手が無いのか、工夫できないのか、日本の守備が良かったのか。まあ全部当てはまるのかもしれないけど、先制点で失点した場面以外、ピンチは1~2回だったんじゃないか。予選リーグでアメリカに勝ったスウェーデンだけど、どうも日本相手だとやりずらそうにしてた。かみ合わせの問題かもね。


【アメリカ戦】

この試合が一番強烈だった。ドイツも画面を通して実力差が分かるレベルだったけど、アメリカは桁違い。フィジカルもそうだけど、キチンとテクニックもあって、繋ぎもできるし、何より男子並みに正確で速いロングキックが蹴れる。またそこに追いつける速い選手も居る。多分10回試合したら8~9回は負けると思う。それ位圧倒的だった。
序盤からパスを繋ごうとしてたけど、中盤でFWとMFによるプレスが強烈で、殆ど前に繋げない。日本のCBにはあまりプレスに来なかったから、そこで落ち着いて回して隙を見つければ良かったんだけど、何か慌てて蹴っちゃう感じ。で、そのままアメリカに奪われて攻められると言う悪循環だった。恐らく前半序盤だけのボール試合率見れば7割位アメリカだったのでは。でも、ワンバック選手のシュートがポストに嫌われたり、シュートを外してくれたり、この序盤の15分位?を凌げたのがデカかった。また、海堀が乗ってたのもデカかった。飛び出しを躊躇する場面も減って、危ないシーンでもキッチリ守れてたし。
で、その後は日本も繋いで何とかゴール前まで持っていけてたし、何回か裏に抜けるシーンもあった。でも0-0で後半。
アメリカが後半開始と同時に、モーガン選手を入れて来る。日本は交代なし。流れ自体はほぼ前半と同じで、日本も繋げていた。で、後半21分に佐々木監督が動いて、2人一編に交代。大野に替えて丸山、川澄に替えて永里。
交代早々ゴール前でボールを受けてチャンスになりかけた永里だけど、どうもボールが足に付いてないんだよね。乗り上げたり、フェイントしようとしてちょっと失敗したり。で、ちょっとシュートしようか迷ってる間に4人に囲まれた。逆に言うと永里が囲まれてるとサイドや周りで誰かフリーになってるハズなんだけど、パスも出せず奪われる。そのボールを一気に前線に蹴られ、熊谷がクリアできず後半入ったばかりのモーガン選手と競る形。サッサとクリアすりゃ良かったのに、ワンバウンドさせた時点で半分終わり。体を入れ替えられてスピードでぶっちぎられ、ダイレクトシュートが逆サイドに突き刺さる。正直このアメリカ相手に無失点で1-0じゃないと勝機無いと思ってたので、ああダメかぁ、と覚悟した。結局は永里のミスから失点したし、その後のプレイでも全く起点になれてない。ちょっと永里不調過ぎるのが残念。
でも、徐々に盛り返して、右サイドで永里が受けてドリブルで持ち込み、中に丸山しかいない状態でクロス。案の定、アメリカのDF2人に潰されてシュート打てず。が、こぼれをクリアされたボールがアメリカのDFに当って、左サイドから徐々にスルスルと上がって来ていた宮間の前にこぼれる。これをアウトサイドで巧く併せて同点。めちゃ熱くなったw
そのまま延長に入って、延長前半終了間際にCKの流れからクリアが短くなって拾われ、サイドからのセンタリングが上がった時点で熊谷がボールウォッチャーでワンバック選手のマークを外してしまう。そこを見逃さずに決めてきたワンバック選手と、そこへ合わせたセンタリングが見事だけど。あの場面で全員ボールウォッチャーだったのは痛かったよなぁ。で、その直後に延長前半終了。今度こそダメか、と思ったけど、延長後半中盤以降にアメリカの監督がやたら時計を気にしてた。残り7分以上あるのに。あれを見て、お!いけるかも!とか何となく根拠も無く感じてたりしてw
で、最終盤の日本のCKの場面で、何かアメリカのGKが負傷した?時間稼ぎ?良く分からないけど倒れて治療してた。そのタイミングで宮間、坂口、澤が何やらミーティング。再開後のCKから澤がニアで合わせて同点。
終了間際にまたもやロングボールからモーガン選手に抜けられかけた所を岩清水が体で止めてレッド。このFKもかなり危なかったけど、ゴール前のアメリカ選手に渡ったものの足下に入りすぎてくれたおかげでクリアできた、と。で、同点からPK戦になって海堀大活躍なのは各所で報道された通り。
優勝できるかもしれない、とは思ったけど、本当に優勝するとはマジでビビりましたw
正直このW杯より、99年Wユース(現U-20W杯)の方が優勝できるんじゃねぇか!とワクテカしてたけど、当時はシャビ率いるスペインに4-0で完敗したしね。(この時のシャビは衝撃だったw)


【全体的な総括・各選手の印象など】

全試合を通して、日本はコンセプトがハッキリしてて、長く意識付けしていた事が巧く表現できてたんじゃないかな、と。少なくともバルサとは違うけど、確かにパスサッカーを指向していたよね。これで永里なり安藤なり、核となるセンターフォワードがシッカリ仕事してくれればもっと良かったんだろうけど、そこは流石に欧州の一流国相手だとあまり仕事させてもらえてなかったからねぇ。
まあ、但し全試合を通してボール支配率は50%を超えていたらしい。これは素晴らしいと思う。
そして何より、イングランド戦で中途半端な戦いをしてから、チームの意識が変わった様に見えた。クリアもワンバウンドさせてからクリアしようとせず、1人がダイレクトでクリアしに行き、失敗した場合もう一人がカバーみたいな意識が徹底されていた。ハイボールの競り合いで勝てないまでも、相手を完全にフリーにさせない様に注意を払ってたし。そこら辺の守り方がハッキリしたからこそ優勝できたんじゃなかろうか。
ま、それでもドイツとアメリカは抜けて強かったから、多分に運に恵まれた部分もあったと思うけど、そう言う事も含めても、優勝と言う結果を出した事は物凄く勝ちがあるし。

海堀

正直壮行試合の韓国戦からドイツ戦の途中までは自信なさ気で、中途半端なプレイが多かった。飛び出しを躊躇したり、パンチングでクリアすれば良い所をキャッチに行ってミスしたり、キックで蹴り出せば良いのに転がってキャッチに行って鼻先でチップキックで交わされたり。折角上背があるのに、反応が微妙だなぁと見ていたんだけど。
ドイツ戦の延長後半から徐々にパフォーマンスを上げて行って、アメリカ戦ではPK戦も含め好プレイ連発だった。一体何があったんだろうか?w

鮫島

この大会も序盤は安易なパスミスが目立ってた。思い切った攻め上がりは当初からあったけど、中盤に預けるボールをミスったり、裏へ出されるパスを簡単に諦めたり。足下でしかボール欲しがらなかったりしてたけど、徐々に調子を上げて行って、最後の何試合かは宮間と組む日本の左サイドは攻撃のスイッチになってた。特にスウェーデン戦で何回も切り返して相手DFを楽々と抜いていったプレイは圧巻だった。センタリングにもうちょっと精度があればなぁ、とか思うけども。

熊谷

まだ20歳。最近Twitterで飲み会の様子バラされて色々大変みたいだけどw
守備自体は安定していたし、岩清水とのコンビも精錬されていた様に思う。アメリカ戦で後半は良くワンバック選手を抑えていたしね。ただ延長前半終了間際にボールウォッチャーになってワンバック選手を見失ってしまったのがちょっと残念だったかな。後は自分より速い選手への対応がちょっと微妙(アメリカのモーガン選手には苦労してた)なのが、これからの課題かもね。まず相手に対して体を入れようとする守備じゃなくて、如何にボールをクリアするか、に重点を置くべきだと思うんだけどな。彼我の関係でボールとの間に体入れる事を優先する結果、何回か振り切られてた。それとイングランド戦まではハイボールを悉くワンバウンドさせてからクリアしてたのもダメダメだったよね。その後は言われたのか意識変えたのか、なるべくバウンド前にクリアする様になってたけど。

岩清水

正直、熊谷より不安定感があったw
スピードがないのは熊谷と同じだけど、フィジカルで競り負ける場面も多く、ちょっとCBとしてはひ弱なイメージだった。アメリカ戦延長後半で貰ったレッドが生涯初めてだった、と言ってたけど、その通りどちらかと言えば「優等生」的なプレイだった気がする。もっと激しく行く部分があっても良かったと思うんだけど。それでもまあ優勝がかかったあのシーンでレッド覚悟のファールができたんだから大したものだと思う。もうちょっとCBとしての基本能力(ヘディングでのクリアとか、ロングボールへの対応の仕方とか、自分より速い選手への対応とか)を研鑽して欲しいなぁ、と。

近賀

運動量はある。駆け上がってセンタリングするシーンもあったし、ゴール前に入り込んでシュート打つ場面もあった。
でも、このチームで唯一と言って良い位、ミスだらけで相手に攻め込まれる原因を作っていたのも彼女だった。決定的シュートをライン上でクリアしたりもしてたけどね。それでも帳消しできない位、とにかくミスが多かった。それが残念。
折角攻めあがって良い位置にいて、フリーでボールを受けてる場面が2~3回あったけど、全部ホームランだったしね。攻め込まれてマイボールになり、とりあえずサイドから攻めようと、彼女にボールが渡り「さあ攻めるぞ」のタイミングで中盤へのパスをミスったり、プレスで挟まれるまでボールを離さずにいて奪われたり。
まあ、右サイドをやっていたのが元々FWの大野だった事も影響したのかもしれないけど、それにしても彼女が奪われたり、彼女のパスがミスになってカウンターを受けるシーンが何度もあった。それが凄く残念。
壮行試合の韓国戦でもキーパーと被ってクリアできずに失点の原因になったりしてたし。そういった不安定さの反省が結局できないままチームが優勝しちゃった、みたいな感じか。



とりあえず精神的支柱である事は間違いないし、ここぞ!のタイミングで攻めあがって良い位置に入るのも流石だった。思った以上にボランチでバランスも取れてたし、彼女の展開力で巧く変化を付けられていたしね。惜しむらくはスウェーデン戦で相手の先制点に繋がる決定的なミスを犯した事くらいかな。アレがなければ最高だったんじゃなかろうか。まあ、もちろんそれ以外にもミスしたりはしてたけど、兎に角一生懸命さは一番伝わって来た気がする。

坂口

オリンピックの時からそうだけど、この選手素晴らしい。
澤とのボランチコンビなので、自身の攻め上がりは極力控えてたけど、こぼれ球を思い切ってミドル打って、決まらないまでもちゃんとプレイを切ったり。中盤で受けてターンしつついなしてボールをキープし、時間を作ったり。視野も広いし、時にDFラインにまで下がってカバーしたり。何か絶頂期の稲本っぽいんだよねw
彼女がいる事で日本の中盤は安定していたし、澤を含め残りのMF3人が攻めあがる事ができていた様に思う。あまり目立った活躍はしないけど、見ていてこのチームの核である事は間違いない。私ならば彼女にMVPを上げたいと思った。(まあそれでも分かりやすい活躍をした澤MVPに異論はありませんがw)

宮間

例によって彼女のFKは驚異的。精度もあるし種類も豊富だし。日本は何度も彼女のキックに助けられたんじゃないだろうか。それと個人的に素晴らしいと思ったのが、アメリカ戦の1点目。未だボールが右サイドの遥か彼方にある状態から、ポジションを上げて行って、中に入ってくる。最後シュートの場面ではCBの間にまで上がって来ていたので同点ゴールが入った。嗅覚なのか何なのか分からないけど、何であのシーンで迷わずあそこに入っていけたのか。そういう物も持ってるんだな、と。但し、他にもっと入りそうなシュートを外したりしてたけどねw
あとはセットプレイ以外で、もうちょっとしっかりキープできる様になると良いかもね。未だちょっと強く当られるとボール失ったりしてたから。
それでも鮫島と宮間の左サイドからの攻撃は脅威になってたけどね。

大野

元々はFWの選手。スピードがあって、ドリブルもできるのでサイドで起用して起点になってもらいたかったんだろう。事実、大野が中に切れ込んで行くシーンが何回かあったし、メキシコ戦での2点目みたいに、肩の動きだけでDFを振り切ってシュート決めたり。やっぱり本来はFWの選手なんだろうなって気がした。個人的には川澄をスタメンで出すなら、大野をFWの位置で使った方が面白かったんじゃないかな、と思った。逆に川澄を右サイドにするとか。確かに個人技で持って行けるんだけど、近賀との相性が微妙だった気がする。動きがかぶったり、パスの狙いが食い違ったり。お互いが良さを消しちゃって、右サイドの攻撃は大野一人だけって感じだった気がしないでもない。

安藤

全試合先発?確かに、永里が不調に陥ったおかげで、裏への飛び出しからキープしてのポストプレイまで幅広い役割が求められてたけど、ある程度はこなせてたと思う。重要なシーンでは直接得点しないまでも、何らかの形で大体彼女が関わっていた。そういう部分は評価できるかもしれないけど、やっぱりFWとして出場している以上はゴールが欲しかったよね。アメリカ戦ではスルーパスに抜け出してGKと1対1の場面があったので、あそこはもうちょっと落ち着いて強いシュート打ってくれれば良かったのになぁ、と。ちょっと焦ったのか、ダイレクトで体勢不十分&角度があんまりない状態で打っちゃったから、キーパー正面へ緩いシュートになっちゃったしね。あそこはキュッと1回タッチしつつ中に切り替えして、コースを作り&DFの寄せをみつつコースを狙えば入った気がするな。多分ブラジル人選手とかだと、切り替えして中に入って、キーパーの肩口からゴール上隅(ニア)に決めたんじゃないかな。それができると超一流なんじゃねw

永里

ニュージーランド戦で日本のファーストゴールを決めたけど、その後調子を落として行ってしまったのか。どうもボールは収まるけど、そこから中途半端なドリブルして奪われてしまう事が多かった。純粋にキープして繋ぐとか、簡単に叩いて裏に走るとか、そう言う動きがあんまりなくて「私が自分で何とかするんだ」って気負いだけが見えた気がする。アメリカ戦でも、折角途中出場で出て来て、前線でボールを受けたのに、こねまわしてる内にアメリカDFに囲まれて奪われ、失点の原因になってたしね。PK戦でただ一人外してしまったし。ちょっとこの大会は彼女にとっては不完全燃焼かもね。
まあ、まだ若いしオリンピック予選とか本戦、次のW杯とかで大爆発してくれる事を期待します。スケール感はあるだけに、鹿島の某選手の様に萎んでしまわないで欲しいな、っとw

川澄

スウェーデン戦で初先発して2得点。その流れのまま決勝のアメリカ戦でも先発。そんなに効果的な動きができていたかは微妙だと思う。でも、大会中にラッキーガールが出るのは凄く大きいし、そういう選手を起用するのも常套手段だしね。
本当の実力がどの程度なのかイマイチ分かり難かった。アメリカ戦では押し込まれてたのもあったんだろうけど、少し下がった位置からトップ下的な役割をこなす事が多かった様に見えたし。本来はあまり決定的な仕事ができるタイプじゃないのかなぁ、とか思ったり。まあ、彼女も今後に期待ですね。

丸山

彼女を大野に替えて途中出場させるのが一種定番になってた。独特のドリブルを持ってるし、ジョーカーとしての役割はそれなりに果たしていたと思う。でも、個人的に凄く気になったのは「あまり守備をしない」って事。終盤に投入されて、周りの選手は疲れてるんだから、途中出場選手はせめて追える所までは追ってあげるべきだと思うんだよなぁ。でも、彼女はドリブルで持ち上がって潰された後とか、ジョグで戻って来る感じ。パスが逆サイドに展開された時とかも、自分は守備に関係ありません、みたいな動きをしてる事が多々あった。何故か途中出場の彼女より、澤とか坂口の方が懸命に守備してたしね。その辺の意識がもうちょっと改善すると、さらに良くなるんじゃなかろうか。

岩渕

ニュージーランド戦で中々良いパフォーマンスで、面白いドリブルをしていたけど、欧州のチームには殆ど何もさせてもらえてなかったのが印象的だった。やっぱり小手先の技術だけで何とかしようとするのは限界があるよな、と。メッシだって体は小さいけど、相当にフィジカルが強く、殆ど倒れない。多分体幹が物凄くシッカリしてるんだと思う。彼女の問題はソコだね。もっと体幹を鍛えて、ぶつかられても簡単に倒れない、体を入れられてもこじ開けられる位のパワーが欲しいよね。
後はもうちょっと「落としのパス」に丁寧さが欲しいなぁ、と。簡単にダイレクトで落とすセンス溢れるプレイをするんだけど、ちょっと弱くて奪われてしまう事が多かった。この辺りは深い芝でやった事ない弊害だったのかもなぁ。ま、この辺りは微調整すれば対応できると思われ。U-17の横山だっけ?ともども期待の選手である事に変わりはない。




勝手に評価つけてほざきましたが・・・
女子日本代表のみなさん優勝おめでとうございます。素晴らしい試合で見ていて胸が熱くなりました。これからも頑張ってください。
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