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Jリーグ第23節 第24節 結局好調なんだかどうなんだか・・・ [soccer]

【第23節】甲府1-1鹿島

前節フェリペが怪我して、交代で入った興梠が先発に復帰。そのままフェリペを入れ替え、左SBをアレックスにした布陣。まあ、サイドバックのターンオーバー以外は順当な起用か。
この試合ではこれまで好調だった大迫が甲府DFの両足裏でのスライディングキックにより両足付け根を裂傷。ピッチ外で治療し、一旦戻って来たが痛そうにしてる。動きも鈍い。それを見た興梠がすかさず「交代させろ」サイン。で、予定外の田代登場、と。
この大迫が負傷したシーンに対して、オリヴェイラ監督は烈火の如く怒ってたけど、どうだろうなぁ。確かに踏みつける様な体勢でスライディングに行ってるけど、やむを得ないかもな。守ってる方も必死だしさ。ただそれでも、イエローすら出ないのはどうかと思うけど。経緯がどうあれ、足裏でタックルしちゃってるしね。
ま、それでも小笠原のミドルから、替わって入った田代が先制する。ここまではこれまでの試合と同じ様に、運に恵まれながら、流れを掴んでいる好循環が続いているかの様に思った。
で、後半20分。今季湘南から期限付きで甲府に加入している阿部選手が登場。阿部選手には湘南時代の昨季、終盤も終盤のロスタイムにゴールを決められて引き分けてしまった苦い記憶があるので、嫌だなぁ、とか思いつつみてた・・・。すると、案の定と言うか何と言うか、市川選手の見事なクロスが、ハーフナー・マイク選手と交差しながらダイアゴナルに入って来た阿部選手の頭に見事に合って同点ゴール、と。
このシーンでは遠藤君の詰めがちょっと緩かったよね。腐っても元日本代表だよ?もうちょっとシビアに当っても良かったんじゃないか。それとDF陣。上背のあるハーフナー選手に釣られてしまうのは仕方無いけど、もっと阿部選手をしっかりと捕まえていて欲しかったな。ちょっと気が抜けてた瞬間だったよね。
まあそれ以上に、何度もあった追加点のチャンスを逃し続けているからこうなった訳で。決めるべき時にキッチリ決めないと、こういう危険性は常にあって、それが原因で今季序盤は勝ちを逃してたんでしょ。なんで好調だったここ数試合から、また序盤の訳わからなさが戻って来ちゃうのかなぁ。どうも甘いよね、今季の鹿島。
終盤には300試合出場となる本山が登場するも、10分+ロスタイムじゃ時間が足りないよね。タルタも同時に起用して、「攻めろ」のメッセージは出してたけど・・・だったら興梠下げるんじゃなくて、小笠原か増田を下げて、タルタで良かった気がする。まあ、結果的に何もできず、リズムも替わらず、逆にカウンターから甲府に散々チャンスを作られるという体たらくだったけどね。どうもこの試合は、同点になってから特にチグハグだった。この試合を見る限り、今後も2点差以上でリードしてないと終盤バタバタしそうだね。
ちなみに・・・西君のミスが目立たなくなったと思ったら、今度は遠藤のミスが目立ち出すと言うw
ここの所、好調っぽいんだけど、自陣でディフェンスしている時、奪ったボールをクリアするのが危なっかしい。無理にパス繋ぐより、大きくクリアすべき自陣1/3のエリアで、かなり難しいパスを通そうとするんだよね。まあ、確かに繋がれば大きなチャンスだけど、それはもうちょっと、せめてハーフウェイライン付近でやって欲しい。自陣で奪われてピンチになるのが何度かあったから気をつけてね。


【第24節】鹿島6-0福岡

大迫の負傷を受けて、興梠、田代の2トップ。右SBに新井場。まあ今季序盤の主力として戦っていた布陣だ。
で、この試合は途中から福岡の集中力が切れたのか、モチベーションが落ちたのか、鹿島のやりたい放題だった。福岡の攻撃陣は最後までカウンター狙ったり、単独でも打開しようと意欲を見せてたけど、ディフェンスが嵌らないのか、単純に能力差なのか、全く鹿島の攻撃を止められてなかった。
多分、鹿島がもうちょっとミスしないで決めていたら、後4点位入ったんじゃないか。特に大量リードした後半は、みんな「俺も点取りたい!」って状態になっちゃって、何度か「横にフリーの選手いるよ」って状態で強引にシュートしてしまう事が目立ったしね。
前半は、ほぼ福岡の狙い通り、堪えてカウンターと言う意図は見えた。しかもそれなりに堪えられてた。先制点は野沢のセンタリングも見事だったし、田代の合わせも見事だったから仕方無い部分もあるし。あそこは野沢にもうちょっとプレスにいかなきゃいけなかったのと、田代に勝てないまでも、もうちょっと体を寄せなきゃいけなかったかもね。それでもまあ、防げないのは仕方無い失点だったと思う。痛かったのは前半終了間際の2点目か。
自分達のコーナーキック崩れからカウンターを食らって、守備人数が足りず、大外を使われた。そこまでは仕方無いけど、遠藤にボールが渡った所で福岡DFが簡単に滑りすぎ。あれじゃあ軽くあしらわれても仕方無いかな、と。まあ、遠藤も軸足が滑ってシュートミスなのか、バーに当ててヒヤッとしてたっぽいけどね。
あの2点目で趨勢は決まってしまった。で、まだ後半の早い時間に1点返せれば望みはあったと思うんだけど、CKで岩政のマークが緩くなり、大渋滞の中、岩政が巧く頭に当てて追加点。この時点で福岡守備陣の集中力が落ちた様に感じた。
後は、鹿島が好きな様に攻撃を組み立て、最終的にシュート打つ選手が好きな様にシュートを打ってた。時に決まって、時にシュート外し、時にブロックされ、時にGKに防がれた。そんな感じかな。
福岡は何回かカウンターで攻め込むシーンもあったけど、鹿島がキッチリブロックを作ってて、その中でキッチリ対処されてしまって、為す術が無い感じだった。
鹿島は完勝。福岡は完敗。得点通りの試合だったね。

タルタが比較的長い時間出た。
やっぱりスピードはあるね。しなやかな加速と軟らかいボールタッチは流石だ。でも、この試合でもそうだけど、プレイがMF的と言うか。サイドに流れてセンタリングしたり、下がってボールを受けてからドリブルしたり。もうちょっとFWらしいFWである事を期待してたので、ちょっとなぁ、という。まあ、元々現地ではMF登録の選手だったし、これからフィットしてくれば変わって来るかもしれない。
この日はタッチラインに出そうなボールを強引にセンタリングして田代の2点目をアシストしてた。ちょっとボールアウトしてた気がしなくもないけどねw
遠藤は相変わらずミス連発。それでも2得点したし、ちゃんと落ち着いてやればハットトリックもできたシーンが何度かあった。もうちょっとムラが無くなって、きちんとパス回しができるようになってくれるとありがたいんだけどねw

前節は田代が途中出場で、それまで大迫千発でやってたサッカーとの違いから戸惑いが見えたけど、この日は既にチーム共々フィットしてるんだな、と言うのが見えた。

まあ、大勝したけど、これはこれなんで。
次は代表戦を挟んで少し間が空くから、ちゃんと休養して、また連勝街道に入って欲しいね。
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