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Jリーグ第28節 柏戦&ナビスコカップ準々決勝 横浜戦 [soccer]

【Jリーグ第28節】鹿島0-1柏

長年続いた(10年?)鹿島スタジアムでの対柏戦無敗記録が途切れた試合でもあり、鹿島にとっては創設20周年の記念となる試合でもあった。
何となくこういうアニバーサリー的な試合に良い結果が出てない気がするのは気のせいだろうかw


■青木のミスから失点

鹿島の失点は「さあ攻めるぞ!」のタイミングでボールを展開している途中でカットされたもの

青木がボールを受け、前を向いた時点でパスコースはいくつかあった

その中から真横を走る興梠にパスを出そうとしたけど、茨田選手に読まれててカットされた。ただ茨田選手もボールをコントロールするまでには至らず、カットしたボールは勢いそのままに前方にこぼれてしまう。それが鹿島の選手に流れてくれれば良かったんだけど、鹿島にとっては最悪な事に最も危険なレアンドロ・ドミゲス選手の足元へ。パスミスした青木も懸命にレアンドロ選手を追いかけるけど追いつけず、CBがカバーしようと距離を詰めた瞬間にスルーパス。受けた工藤選手は1トラップ目が大きくなったけど、それを巧く利用して曽ケ端が前に出た瞬間にシュートしてゴール、と。

試合後のインタビューで「キーパーが出て来るかこれないかギリギリのトラップをした」って言ってたけど、本当に狙ったの?w
僕にはトラップミスが幸いした様に見えたけど
そもそもピタッと足下に止めてればもっと選択肢は広がったハズだしねw

まあこの日はお互いプレスが厳しくてショートカウンターの打ち合いみたいな感じではあった。
でもそれにしても青木のパスミスは酷い。致命的過ぎるミスだった。また暫く休養が必要なのかなぁ…


その後、柏のパク選手が退場になって鹿島が数的優位になった。
2枚目のイエローのシーンはあの場面だけ見ると、イエロー出されるファールじゃない様に見える。でもその前に何度も主審に注意されてた。にも関わらずにやっちゃったからまあ仕方無いだろうね。
このシーンでは集音マイクが近くにあったのか鹿島の選手の声を拾ってて「2枚目だよ!2枚目!」ってしきりにアピールしてた。声は聞こえなかったけど主審の「わかってるから」って相槌も面白かったw


■数的優位を活かせず

で、当然ながら試合は鹿島ペースになって行く。ただ前半にも増して「慎重なプレイ」が多くなった。シュート打てる場面でマイナスにパスしたり、ミドルで打っても良いのにサイドに展開したりバックパスして組み立て直したり。ここ何試合か攻撃が巧く行ってない弊害なのか、みんな自身なさ気で思い切りが足りなかった。

結局最後まで得点できなかったばかりか、10人の相手にカウンターを許して2回程決定的な場面があった。攻めに力を入れてるから仕方無いのかもしれないけど、あんなに相手の思惑通りカウンターされて失点しそうになるなんて甘すぎる。

まだ6試合残ってるけど、もう優勝は99%無理だとして、ACL圏内までは上ってきて欲しいなぁw


【ナビスコカップ準々決勝】鹿島3-2横浜

大雨の中行われた試合。
2点先行される苦しい試合も、後半に追いつき延長で勝ち越し何とか逃げ切った。


■不運な2失点と攻守が噛み合わない鹿島

1失点目は横浜GKの飯倉選手が蹴ったゴールキックが中田選手の頭に当たってコースが変わって曽ケ端が反応できずにそのまま入ってしまった。
試合後インタビューで言っていた様に「ボールが見え辛かった」のかもしれないけど、それでも目を切るのが早過ぎな気がする。もうちょっとボールの行方を追うか、目を切るなら渡辺選手かな?ボールを受ける動きをしていた相手FWにもうちょっと寄せに行くべきだったと思う。何故か軽くジョグしてキーパーに任せてたのがちょっとね。ベテランらしからぬ軽率なプレイだった様に思った。不運ではあるけど、もうちょっと防ぐ努力はできたんじゃないかなぁ、と。次からは気をつけて欲しい。

で、2失点目にも中田選手が絡んでしまう。
ただこの失点は今季2試合目の先発かな?の柴崎のミスによる部分が大きい。横浜の選手にプレスをかけられて慌ててバックパスをしたんだけど、中途半端な所に中途半端な強さで出してしまってボールを奪われた。当然中田は潰しに行くんだけど、雨で少し滑ったのもあってタックルが足下に深く入ってしまってPK判定。

ここまでは本当にどうしようも無い流れだった。

試合自体のペースも鹿島がラインを上げてボールを回しながら隙を伺う展開だった。でも縦に入れる楔のパスが悉く読まれていて、ほぼ8割方縦パスを潰されて、横浜は一気に前線に蹴ってた。

そしてそのロングパスを受ける横浜のFW2人に対して鹿島のボランチがあまりプレスに行けない。リードされた事で攻撃重視に意識が向いてしまっていたのか、CBとボランチの間にスペースができて、横浜のFW2人にそこで巧くボールを収められてしまっていた。
そこから戻したり、左右に展開したりして横浜がどんどんチャンスを作る展開。

「今日はこのままズルズル大量失点する日なのかなぁ」とさえ思ったw

ただ幸運に恵まれたり、曽ケ端のファインプレイに助けられたり、横浜の選手がシュートをミスってくれたりして前半はこれ以上失点せずに終了した。

個人的には前半で何か手を打っても良い様な気がしていたが、オリヴェイラ監督は動かなかった。


■大迫投入で流れを掴んだ後半と延長戦

後半はどうかなぁ、と見ていたら、やはり動いて来た。
遠藤に替えて田代登場。3トップか?と思ったが、大迫が左にスライドしてフォーメーションは4-2-2-2のままだった。

で、この交代で躍動したのが大迫。
左サイドでボールを受けると再三ドリブルで仕掛けて行く。自らシュートを打ったり、サイドを抉ってセンタリングあげたりしていた。まあセンタリングに精度はあまりなかったけどw

で、後半4分にその大迫から興梠にパスが出て、興梠が反転して狭いニアサイドを抜いてゴール。
その後は攻めながら得点できない状況だったけど、後半28分に、今度は左サイドからやや中寄りに入って来ていた大迫がボールを受けて、そのまま仕掛ける。興梠と田代がCBを両サイドに引っ張る動きをして、大迫の前が空いた。心の中で私が「打て!」と叫ぶのとほぼ同時に大迫がシュートを打ち、見事同点。

結局その後も攻めながら得点できなかったし、何度かカウンターを受ける場面もあった。それでもペースを引き寄せたまま延長戦へ突入。延長後半6分に右から新井場がクロスを上げて、中で駆け引きに勝った田代が決めて逆転。

最終盤にはゴール中央に飛び出してきた谷口選手にボールが渡りシュートを打たれる。曽ケ端も反応してボールを弾く。一安心する間も無くそのボールが体勢を崩して倒れかけていた谷口選手の所へ。谷口選手は体勢を崩しながらも首だけでヘディングし、ボールは再びゴール方向へ「今度こそダメか!」と思ったが、ボールはクロスバーに当って外へ。
九死に一生を得た鹿島。試合はその直後に終了した。


■勢いのつく逆転勝利も・・・

2点先行された流れから追いついて、延長に逆転。終盤の相手のパワープレイも弾き返して勝ったのは評価できる。この勢いを次戦に持ち込めそうな感じでもある。
でもそれでも、この日の守備が悪くて、横浜にメタメタにされた前半は忘れてはいけないと思う。この試合に先発したボランチ2枚のポジショニングがまだ微妙で、相手にスペースを与えてしまっていたから、そこを次戦までに何とか解決して欲しいな。
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