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U-23日本代表 オリンピック予選第5戦 マレーシア戦 [soccer]

結果は0-4で日本の勝利。数字的にも内容的にも完勝と言って良かった。でもなぁ・・・。


試合を見ていた限りでは、「もっと点が取れたハズ」の思いが拭えない。
試合終盤も、もっと積極的に行っても良いのにダラダラとしていたし、最終盤のスローインの場面でもわざわざサイドバックの比嘉にスロワーを交代してた。尚且つ比嘉も中々出せなくて結局そのままタイムアップ。

ただ・・・「取れるだけ取ってやる」と言う気概は見えなかった。

「もう4点取ったしとりあえず良いだろ」と言う雰囲気が出てて物凄く不快。試合後のインタビューもほぼ全ての選手が満面の笑み。

君達この程度の相手にこの程度の得点でそんなに満足なのか?

と思いましたw

まあ、何人かの選手は「もう1~2点欲しかった」と言った様だし、試合後監督に「相手の運動量が落ちて、完全に押し込みながら得点が取れなかった後半終盤をどう思うか?」みたいな質問をした記者も居たみたいだから、私と同じ様に考えた人もいたと言う事で。


それでも「ある程度得点差つけて勝った」と言う事実のみ重視される試合だったから、これはこれで良しかな。


で、気になった所を幾つか。


■相変わらず比嘉が酷すぎる

前回のシリア戦だけでなく、再三再四書いてるけど、左サイドの比嘉が酷い。どうして彼を先発で使い続けるのかちょっと良く分からない。単純に彼よりマシな選手が居ないと言う事か?

この日も単純な横パスをミスって相手にカットされてカウンターになった事が3度程あった。

しかも、前半に上手く攻め上がってフリーでボールを受けたのに、見当違いのセンタリングを上げてチャンスをフイにした。あの場面では、ダイレクトでセンタリングあげる判断はまあ良いけど、それで全く精度のないセンタリングになってしまうなら、一度止めてキッチリと合わせるセンタリングを上げて欲しかった。あんなにドフリーでセンタリング上げられるチャンスは試合中何度もある訳じゃないので、余計に大事にして欲しい局面だった。

その後、バランスを見ながら攻め上がったりしてたけど、結局彼がシュートにつながるシーンを作ったのは1回しかなかった気がする。

また、守備でも相変わらず温い守備だし。

試合終了間際にスローインのボールを受けに行ったのはまあ良いけど、スローせずにモタモタしてる間に笛吹かれた。「まだ投げてないよ」的なアピールを主審にしてたけど、あそこは「もう1点取るぞ!」の気概があれば、もっとクイックにスタートできたハズだしね。

ダメだ。私はこの選手嫌いだ。

オリンピック本番では彼は選出しなくても良いんじゃないかな。
オーバーエイジ枠で長友か駒野を呼ぶべきだと思います。


■CB2枚も相変わらず不安定

比嘉と同様に、CB2枚の稚拙さも相変わらず目立った。この日は特に濱田が序盤に凡ミスを連発してて怖かった。徐々に落ち着きを取り戻して、前半終盤からは大分マシになったけど。

鈴木はハイボールの競り合いで頑張っていたけど、何度かボールを持ち上がって縦パスを入れるシーンがあった。でも殆どパスミス。良く意味が分からなかった。何で鈴木がボールを持ち上がって縦パスを入れる必要があるんだろうか。そういう組み立てに参加するなら、もうちょっとパスの精度を上げて欲しい。
同じ様に前半にロングボール1発で裏や前線を狙うシーンもあったんだけど、これも全然精度が無かった。どこも狙っていない様な意味不明なロングボールばかり。
もっとキックの精度を上げないと先細りじゃないのかなぁ。がんばれ。

マレーシアのトップ2人がやたらCBにプレスに来てたのが気になったけど、その分ボランチやサイドバックがスカスカだし、落ち着いていなしてボランチやサイドバックに繋げば良いのに、序盤は何故か濱田も鈴木も大慌てでロングボール蹴ったりしてた。この落ち着きの無さは何なんだろうね。やっぱりこの2人だと厳しい気がするなぁ。
とりあえず最低でもどちらか1人はフル代表のCBか、別の有望株に変更した方が良いと思われ。

個人的なオススメは山村をCBで使って、もう1枚はU-17代表だった植田とか。オーバーエイジ使うなら今野かな。(要するに鈴木も濱田も控え要員w)


■比較的良かった扇原、山口、酒井

扇原、山口、酒井の3人は後ろ目の選手の中では良かった。

酒井は、序盤相手のロングボールが流れてきて、ドフリーなのにワザワザタッチに出るまで見送って、スローインにした判断が意味不明だったけど。相手選手が誰も詰めて来てなかったから、トラップしてキープする時間は充分にあったのに、何故かタッチに出るまで放っておいていた。結果、スローインになったので、マレーシアの選手が前に上がって来てプレスかけられてスローインの出し所が無くて苦しんでた。何で出したんだろうか?
それ以外では前半序盤は攻撃が左サイドに偏り気味だったので攻め上がりを自重してた印象。徐々にオーバーラップも目立ってきて、先制点も取ったし、4点目のアシストもした。やっぱり比嘉より全然良い。右サイドは計算できる。

扇原は効果的なパスの散らしでリズムを生んでたし、中盤でキッチリと繋ぎの役目、落ち着き所となってた。でも気になったのが、彼が右サイドバックに出すパス。
インサイド・インフロントキックばかりで蹴ってた気がする。わざとなのかもしれないけど、そのせいで、酒井がオーバーラップする「後ろ」に悉くパスが行ってた。
酒井が「さあ行くぞ」と前に出てるのに「元居た場所」にパスを出すイメージか。結果、酒井が全然スピードに乗れてなかったし、相手が巧ければそのズレをついてカウンターを受けたと思う。あそこはどうにかした方が良いかと。

山口は今回潰し役に徹していたイメージ。序盤にちょっとパスミスが何本かあったけど、徐々にパス出しではなく、潰しで目立っていたし。ちょっとハイボールをバウンドさせちゃう判断ミスして苦しんだシーンもあったけど、まあ彼が色んなカバーを必死にやっていたので、そこまで大ピンチにならなかった印象。この試合のMVPは私なら山口を選びたい。


以降、思い出したら追記するかもしれないw
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